損切りが遅すぎる
2015/08/07
今回も損切りが遅すぎることが敗因であると思っておりますが。
今回もというのは以前からそうなので。
そういう意味では進歩してない。
が、以前よりは進歩したかもしれないと思うのは。
いわゆる「経営者にほれ込んで」はまったわけではないということか。
SBIのときは、すっかり北尾信者になってしまい、ヤツのインチキなやり方に気がついても、信者フィルターで抑制的に評価してしまっていた。
ヤツのビジョンだけは常にすばらしかったので、ヤツの人間的素養の問題については、「まー北尾も神さまじゃないしな」と、寛容に捉えていた。
2006年以降業績が悪化しても、「ビジネスモデル的に投資ビジネスだからしょうがないワナ」だし、SBI社員の態度が悪くても、「北尾の理念は末端までいきわたってないな。北尾はこれを知ってるのか?」という具合。
信者フィルターによるマインドコントロールであったと思う。
こういうことであります。
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無類の胆力と百勝の領導力を持たれた偉大なる領導者北尾同志、傑出した経営者を最高守衛に従えた不敗のSBIグループ、首領を決死で擁護する英雄的な社員と株主、これが我々の顧客中心主義が天地風波も貫いて勝利していく根本的な源である。
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↑これを読んで、「細かいところは別として、まーその通りだ」と思っているヒトは、もしかして信者フィルターの影響下にあるかもしれないですのでご注意をば。
ちなみに、すでにマインドコントロールが解けた今となっては、「北尾はほんとうにUNTRUSTなヤツだ」になっているわけですが(汗)
こういう信者フィルターがかかると、会社がやってることを公平な立場で見れなくなってきます。よいことは大きく見え、悪いことは一時的な問題or些細な問題に思えてくる。
株価が下がっても苦笑いして、「一時的にはしょうがない。この会社は必ず将来評価されるはず。株主もがんばって長期で応援しなくては。」になる。その結果どんどん資産が減るwがなかなかきっかけがないと目が覚めない。
今は信者フィルターはもうないと思うのだけどモ。
わたしの性格から考えて、多分こういうのに引っかかりやすい。
SBIの二の舞になりかねないので、常に注意しております。