火災保険の節約方法その1「水災補償は外そう」
2015/07/08
こんにちは。元損保社員のマサユキです。
今回は火災保険の節約についてです。
「水災補償は外そう」
火災保険の保険料を抑える効果が大きい一つが「水災」補償への対応です。
マンションの高層階はもちろんですし、一戸建ての場合も高台に建っていたり川や海から離れている場合には外すことが大きな選択肢になります。
特に最近は昔に比べて災害対策も進み川の氾濫なども減りましたから、水災に自宅があうリスクというのは下がっていると考えらえます。
(ただ、一部の地域では大雨などのリスクは今なおありますからその点はご注意ください)
自宅のリスクはハザードマップで確認してもよいでしょう。
1社に縛られず、複数保険会社の保険料を必ず確認しましょう。
保険の見直し効果を知るには、インターネットで火災保険を扱う保険会社のサイトが便利です。
複数保険会社の見積もりをすぐに取れるサービスもありますから利用されると保険料の違いがよく分かるでしょう。
火災保険は10月から値上げの見込み
損保会社は10月から相次ぎ火災保険を改定する見通しです。10年を超える契約ができなくなるほか契約を更新する際に保険料が上がる可能性もあります。
火災保険の見直し、節約対策も進めるにはちょうどよい機会だと思います。
火災保険を長期契約にする場合の主なメリット、デメリット
(1)長期契約のメリット
・保険料が割安
・一括払いのため保険期間中は負担がない
(2)長期契約のデメリット
・火災保険の内容について忘れがち
・火災保険を見直す機会が少なくなる
10年を超える長期一括払いに該当する保険料は、割安といっても数十万円単位になるので、ある程度まとまった資金が必要です。
住宅購入時などまとまった資金が用意できているときでないと普通はなかなか負担しにくい金額ですね。
改定により、今後は住宅購入後も火災保険料に関して定期的に一定の負担や見直しが求められるようになると考えられます。