元保険会社社員の腰掛けブログ

薬を服用してて海外旅行傷害保険に入る

      2018/02/23

薬を飲んでいるときの海外旅行保険

海外旅行傷害保険

海外旅行に行く際に、加入しておきたい海外旅行保険。万が一のためのお守りとして、とても大切ですよね。

しかし、海外旅行保険の加入に不安な方はいませんか?例えば、日常生活は問題なく過ごせるけど、持病があって薬が手放せないなど…。
特に、最近海外旅行へ積極的に出掛けるシニア世代の方々の中には、日常的にお薬を飲んでいる方が多いと思います。日常的にお薬を飲んでいる場合、海外旅行保険に加入できるか詳しく見ていきましょう。

加入方法

海外旅行保険への加入方法は、主に「代理店での加入」と「インターネットでの加入」の2つがあります。お薬を飲んでいる方はどのように加入すればよいのか、詳しく説明します。

代理店での加入

海外旅行保険を取り扱っている代理店で、保険に加入する方法です。この場合、持病で薬を飲んでいることを告知する必要があります。(ただし、健康増進のためのサプリメントや市販薬は告知対象外となることがほとんどです。)
告知内容を元に、引き受け可能であるか保険会社が個別に審査をしてくれます。加入可能な場合、持病に関することは補償対象外となることが多いです。
審査には数日かかることもあり、結果によっては、加入不可になる場合もあるので、旅行出発前に余裕を持って申し込む必要があります。

※東京海上日動の海外旅行保険を代理店で加入する場合、旅行期間が31日までの場合に限り、持病で薬を飲んでいても無条件で加入でき、持病に関することも補償されます。

インターネットでの加入

スマートフォンやPCで加入する方法です。24時間いつでもどこでも加入できる手軽さと、割安な保険料が人気です。
ただ、病気でお薬を飲んでいる場合、加入できないのが一般的です。(ただ、サプリメントや市販薬は問題ありません。)
しかし、AIG保険会社の海外旅行保険は、旅行期間が31日までであれば、持病でお薬を飲んでいてもインターネットで加入でき、持病に関することも補償されます。更に、割増保険料も不要です。
AIGの海外旅行保険
https://www.aig.co.jp/sonpo

つまり、健康な人と同じ保険料で加入でき、旅行先で持病が悪化しても補償の対象となります。メリットが大きいですね。(逆に健康な人にとっては、保険料が割高になってしまうのです。)
代理店に出向く手間も省けるので、お勧めですね。

その他の方法

上記の方法以外に、空港で加入する方法やクレジットカード付帯の海外旅行保険を利用する方法がありますが、いずれもあまりお勧めできません。

空港で加入する場合、病気でお薬を飲んでいることが理由で加入不可となったら、無保険で渡航しなければいけません。クレジットカード付帯の海外旅行保険は、補償額が低いので、万が一の場合に保険金だけでは不足することもあります。ですから、クレジットカード付帯の海外旅行保険があっても別途海外旅行保険に加入し、補償を厚くすることをお勧めします。

以上、薬を服薬中の人向けの海外旅行保険についてでした。

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