元保険会社社員の腰掛けブログ

大家さんを目指して その1

   

千葉の左上エリアの物件しか見てないわたしですが、どうやら中古マンションバブルが少し波及してきたようである。千葉にも。
もちろん、都心のバブルに比べればどうってことないレベルですが。
一時期よりはわたしが投資するタイプのマンションの価格が上がっているようだ。

その影響か、わたしの投資エリアの賃貸マーケットでも強気な賃料設定をする物件が増えてきているように思う。
お盆前にマンション1の募集をかけたとき、エリアの募集物件をネットで見ていて、そういう傾向があった。
駅から遠い物件(徒歩15分とか)はやはり賃料下落が止まっていないようですが、駅近物件では下げ止まり、というか多少回復している感じがする。
実は、マンション1募集前は賃料を少し下げようかと思っていたのだが、そういうマーケットなので7年前と同じ額で募集してみた。そしたら2週間ほどで申込が入った。しかも8月ですから、普通に考えてもっと時間が掛かる月である。少なくとも7年前は2ヶ月以上は時間掛かったはずだ。

賃料が下がらないことはわたしにとってはありがたいこと、ではあるけれども、長期的には榊氏の記事の通り、賃料は下がっていくと考えている。インフレがどうとかいっても借り手が減っていく以上需給で賃料は決まるわけだし。
ただ、利便のいい立地であれば需給が緩むペースがゆっくりになるはず(利便の悪い立地から空いていく)なので、インフレが同時に起こるのなら、賃料が上がるエリアもあるのかもしれない。まぁ千葉じゃ、どこにしたって都心のようには行きませんが。

なお、榊氏は都内の単身向け賃貸マンションは住宅扶助費上限額の53,700円/月が賃料下限と書いてますが、それについてはわたしは同意できない。


 つまり、家賃が5万3700円を割るようであれば、大家にとっては住宅扶助を受けられる生活保護受給者に貸したほうがいいという計算が働く。5万3700円は、日本政府が保障する事実上の“最低賃貸価格”となっているのだ。

大家は最終的には生活保護受給者になら必ず貸せると榊氏は思っているようですが。
生活保護受給者だって物件選びますからね。住宅扶助費の枠内で条件がよりよい物件を選ぶはず。
選ばれない物件はどうなる?当然借り手がいなければもっと賃料下げて募集するしかない。
今すでに23区内で単身者向けの賃料が53,700円を割っている物件なんていくらでもあると思うけど。

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