損害保険がついた防犯センサーが2月から発売される
スマートフォンと連動した防犯センサーを軸としたスマートセキュリティを手掛けるSecualが東京海上日動火災保険と協業を開始し、各種補償制度や保険付帯サービスの開発検討を進めることを発表しました。
サービス開始は2017年2月上旬からを予定しています。
自社商品に損害保険を関連付けてセット販売する会社が増えているように思います。
優れた商品性をアピールできるという点、独自性を出せると言うことで企業にとっては良いことなのでしょう。
また消費者にとっても、その商品やシステムを使えば、保険面でもメリットがあれば消費意欲に結び付くかもしれません。
スマートセキュリティ「Secual」は窓やドアに設置したセンサーからの異常を受信したゲートウェイから無線LAN経由で手持ちのスマートフォンアプリへの通知と、登録相手への一斉通知を行う機能があります。
今やスマートフォンアプリを利用するシステムの開発は目覚ましく、生活の一部として浸透してきていると思います。
自宅や事務所などを留守にした場合の防犯状況が遠方にいても確認できるというのは大きな安心に繋がるのではないでしょうか。
また、窓やドアの開閉だけではなく、振動や衝撃も検知できるということで、防犯利用だけではなく、入退室管理や高齢者の見守りなどに応用が可能というのも魅力だと思います。
東京海上日動火災保険との協業は「Secual」を設置した賃貸物件が対象とのことですが、どのような内容のサービスや保険になっていくのか非常に興味があります。
将来的には賃貸物件に止まらず、「Secual」設置した持ち家や高齢者施設や病院などにも導入されていくことがあるかもしれません。
より安全で安心な生活を誰もが送れる環境が整って行くと良いと思います。