ガンになったときも住宅ローンが免除される団体信用生命保険
外資フランス系生命保険のカーディフ生命が、ガン保障特約付き連生団信の提供を始めたそうです。
住宅を購入する際に、ローンを組む人が多いと思います。その際には、団体信用生命保険、いわゆる団信に加入するケースがほとんどです。
団体信用生命保険に加入していれば、もしローン債務者が死亡・高度障害になった場合にはローン残高がゼロになるからです。
住宅ローンを組む際に、一人の名義の場合もありますが、中には親子や夫婦でローンを組む場合もありますよね。共働きが多い現代では、夫婦で住宅ローンを組む人も多いのではないでしょうか。
さて、今回のガン保障特約付き連生団信ですが、とても画期的な商品だと思います。
夫婦二人を連帯債務者として住宅ローンを組んだ人向けの住宅ローン保険で、夫婦のどちらかが死亡、または高度障害になった場合に住宅ローンの支払いが免除される上に、夫婦のどちらかがガンと診断された場合にも住宅ローン残高がゼロになるのです。
これから夫婦で住宅ローンを検討する場合には、検討する人も増えるのではないでしょうか。
ガンの罹患率は高く、完治するガンもある反面、長期の入院や治療などのために離職を余儀なくするケースもあります。また、病気による精神的なダメージも大きく、医療費がかさみ家計を圧迫することも考えられます。
ガンに罹患した場合でも住宅ローン残高がゼロになるのは、非常に安心感があると思います。
特に若い世代の夫婦にとっては大きな安心に繋がるのではないでしょうか。
業界初、共働き夫婦向けガン保障特約付き住宅ローン保険が登場
最近では様々なタイプの保険が登場し、保障される対象や範囲も広がってきているが、特にガン関連は、昨今の若い世代層のガン患者増加の背景を受けて充実してきた感がある。
外資フランス系生命保険、カーディフ生命は14日、ガン保障特約付き連生団信の提供を開始すると発表した。
連生団信(連生団体信用生命保険)とは夫婦二人を連帯債務者として住宅ローンを組んだローン債務者向けの住宅ローン保険のことであり、夫婦のどちらかが死亡、または各種高度障害になった場合には、住宅ローンの支払いが免除される保険である。
今回、同社ではこうした従来からある住宅ローンにガン保障特約を組み込み、夫婦のどちらかがガンと診断された場合は、住宅ローン残高がゼロとなるガン保障付き連生団信を誕生させた。
連生団信にこのようなガン保障特約を付けるタイプのものは、保険業界では初だという。
同社は早速、1月15日から千葉興業銀行で新規で住宅ローンを申し込む顧客にこの保険の提供を開始していくという。
(エコノミックニュース)