毎月の保険料ってどのくらい支払ってる? 保険見直しの調査から
2016/02/18
毎月もしくは毎年支払う保険料、どれくらいが妥当なのかと思っている人も多いのではないでしょうか。
他の人はどれくらい支払っているのかも気になるところですよね。
保険見直し本舗が行ったインターネット調査によると、毎月の世帯平均保険料は3万2,701円との結果でした。
この金額、多いと思いますか?少ないと思いますか?
自分の懐具合で多いと思う人もいるでしょうし、少ないと思う人もいることでしょう。
しかし、一概に多いとも少ないとも言えないと思います。
それは、世帯によって年代も違えば、家族構成も違うからです。
世帯によって必要な保険の内容も違います。
大切なのは必要な保険に無駄なく加入しているかどうか、保険料がその内容に見合っているかどうかなのではないでしょうか。
今回のインターネット調査の結果、加入している保険の種類の上位は入院のための保険、死亡保障、損害への備えとなっています。
死亡保障を抑え入院したときのための保険が1位だったのは、高額になる医療費を心配してのことだと思います。以前は死亡保障に特約として医療保障をオプションとして付加している人が多かったのですが、単独で医療保険に加入する人が増えたということだと思います。
また、子供から高齢者まで保険に加入できるため、保険加入対象者も多いことも一因だと思います。
また、損害への備えの保険の加入が50.6%と言うのは意外に少ないという印象でした。
家、自動車、その他で50.6%なのです。
勿論、医療保険などに比べれば加入対象範囲が限定されることもありますが、自転車保険やペット保険など話題性のある商品も多いことを考えると加入者が少ないように感じます。
また、約3割の人が保険に対して不安や不満があるという結果でした。
「保険料の負担が大きい」「保障の内容がわかりにくい」「自分に必要な保険がわからない」と言う声が上がっています。
確かに保険の内容は細分化され、多くの種類の保険があり、複雑になっているのは事実です。
これは必要かもしれないと必要以上に保険に加入している人もいるでしょうし、保険は掛け捨てタイプか貯蓄性があるかないか、保険期間の長さによっても保険料は大きく違います。
もし、自分だけで判断が難しいようでしたら、情報収集が今はしやすくなっています。
インターネットもそうですし、窓口での無料相談などを活用してもいいかもしれません。
しかし、人それぞれ価値観も人生観も違うように、保険に対する考え方も違うと思います。
最終的には、色々な情報から自分自身で判断する力を持つことが大切です。
保険料、毎月の世帯平均は3万2,701円 – 何の保険に加入してる?
保険見直し本舗はこのほど、1月31日の「生命保険の日」にちなんで実施した「保険に関する意識調査」の結果を発表した。調査は1月9日~11日、全国の男女2,000人を対象にインターネットで行われた。
「現在あなたが世帯で加入している保険の種類は何ですか?」と聞いたところ、上位は1位入院したときのための保険(77.0%)、2位万が一のための保険(死亡保障)(73.6%)、3位損害への備え(家・自動車、他)のための保険(50.6%)という結果になった。
毎月の平均保険料は3万2,701円で、最小100円、最大70万円。加入している保険の種類を聞くと、62.3%が3種類以上と回答し、そのうち6種類という世帯も10.5%いた。
保険に対する不安や不満があるか聞くと、「ある(ある、ややある)」が33.7%だった。その内容は、「保険料の負担が大きい」(64.7%)、「保障内容が分かりづらい」(38.3%)、「どの保険が自分に必要か分からない」(27.1%)など。