AIG損保、PayPay支払いが可能な海外旅行保険の自動販売機を成田空港に設置。
AIG損保の海外旅行保険自動販売機が成田空港に導入されました。
導入される自動販売機では、クレジットカード以外にもPayPayなどの電子決済が利用可能で、春にはICカード決済も導入されます。
キャッシュレス時代にマッチした利便性の高い自動販売機と言えます。
決済方法が多岐にわたるだけでなく、クレジットカード番号が入力不要であったりとセキュリティ面の強化も強化されています。
空港にある海外旅行保険の自動販売機は、出国前のバタバタしたときに気軽に加入できるので便利です。PayPayのような電子決済が出来るのであれば若い世代を中心に利用者が増えそうですね。
やっぱり海外旅行保険は出発前に加入がおすすめ
ただ、このように便利な海外旅行保険の自動販売機ですが、おすすめできない部分もあります。
自動販売機で売られているプランは比較的保険料が高いプランばかりで、同じ補償内容のプランであっても、ネット加入の方が割安な場合もあります。
自動販売機では他社の海外旅行保険と保険料の比較もできないので、知らずに損してしまう可能性も高いです。
また空港で海外旅行に加入すると、「自宅を出発してから空港に到着するまでの事故」が補償されません。
基本的に海外旅行保険は「旅行の目的を持って自宅を出発してから、帰宅するまで」を補償するものです。
空港に着くまでの間にトラブルが無いとは限らないので、せっかく海外旅行保険に加入するのであれば、自宅を出るときから補償されるように出発前に加入しておくのが良いと思います。
個人的には海外旅行保険はインターネット加入が便利で、価格も安く入れるので最もお勧めです。
ネット系の海外旅行保険では、
損保ジャパン日本興亜の海外旅行保険off!
が特に有名で人気がありますね。
空港の自動販売機で加入する海外旅行保険は最終手段としてはありですが、デメリットもあらかじめ知っておくと良いでしょう。
(以下はニュース記事からの一部抜粋です)
AIG損保、「海外旅行保険」の自動販売機を成田へ
AIG損害保険は、空港でより手軽に海外旅行保険へ加入手続きが可能になることを目的として、PayPayなどのQRコードやICカードを用いた電子マネーによる決済を可能とする完全キャッシュレス対応の自動販売機を導入することを発表した。
2月27日の成田国際空港第二ターミナルへの導入を皮切りに、順次全国主要国際空港に展開予定としている。
同端末では、海外旅行保険契約が従来のクレジットカードに加え、PayPayによる決済が可能になり、ICカードによる決済も春を目途に追加予定とのことだ。
クレジットカード番号の手入力不要のカードリーダーを導入し、より高いセキュリティを確保し、スマホ世代にも使いやすいタッチパネル式の申込み画面で操作できる。
渡航先での急な事故にも対応できるよう、持ち運びに便利な紙による契約書も発行可能だという。