三井住友の1DAY自動車保険の契約件数が500万件突破!1日自動車保険が売れる理由とは。
三井住友海上の1DAY自動車保険がすごく売れているらしい
三井住友海上が販売している24時間単位で加入可能な自動車保険「1DAY保険」の契約件数が、3年半で500万件を突破したことを発表しました。
3年半で契約件数500万件を突破した1DAY保険。単純計算で一ヶ月に約12万件もの契約件数があり、人気の高さが伺えます。
1DAY自動車保険の人気の理由
三井住友海上の1DAY保険は、友人や帰省時等に親から車を借りて運転する時に加入する自動車保険です。
保険料は1日500円~と安くで、スマホから加入できます。
保険料はスマホ代と一緒に支払えるため、クレジットカードも必要ありません。
スマホを持っていなくても、コンビニ(セブンイレブン)の店頭端末からも加入可能です。面倒な手続きなしで自動車保険の補償を得られることで、人気があるのでしょう。
さらに、2回目以降の契約では割引が適用されることも人気の理由の一つでしょう。
実際に、複数回利用していること方が多いようですね。
「1DAY保険マイレージ割引」というものがあり、契約回数や事故の有無等に応じて、三井住友海上の自動車保険に新規加入する時に保険料の割引が適用されます。いつか車を所有した時のことも考慮した割引も用意するとは、三井住友海上は抜け目ないな~と感じました。
若者の車離れも、運転免許の保有率は低くはない。
1DAY保険は気軽さや値段の安さも人気の要因ですが、やはり若者の車離れが背景にあるのでしょう。実際に利用者の7割が30歳未満ということで、契約者の若年層が大半であるようです。
ただ、車離れはしているものの運転免許の取得率は低くはありません。ソニー損保が実施した「2019年新成人カーライフ意識調査」によると、新成人の6割超が免許を保有しているとのことです。
新成人の中には学生も多く含まれているでしょうから、就職等で身分証明書代わりの運転免許証が必要となり、今後も取得する人は多いでしょう。
「車は持っていないけど免許を持っている」という若者が多いことが、1DAY保険のような1日自動車保険の人気の一番の理由と言えそうです。
そして、いつか車を所有した時を踏まえた割引まで用意されている1DAY保険、戦略が本当に素晴らしいと思います。
(以下はニュース記事からの抜粋です)
1DAY保険、3年半で契約件数500万件突破…利用者の7割は29才以下
三井住友海上火災保険は、3月時点で「1DAY保険(24時間単位型自動車運転者保険)」の契約件数が500万件を突破したと発表した。
1DAY保険は、レジャーや旅行で「親の車を借りて運転する」「友達の車を運転する」ときなどに、24時間単位・保険料500円から、スマートフォンやセブン‐イレブンのマルチコピー機から加入できる借りた車専用の自動車保険。2015年10月の発売開始から約3年半で500万件に到達した。
利用者の約7割は29才以下の若年層。多くの人が複数回利用しており、特に車を持たない若年層に高く評価されている。