元保険会社社員の腰掛けブログ

FPが推す!50代以上のお父さん・お母さんに伝えておきたい医療保険

      2016/03/16

アフラックは、過去にがんを経験した人でも加入することができる新しいがん保険を、平成28年3月22日から発売開始することがわかりました。今までのがん保険は、一度がんにかかったことがある人は加入することができないといった特徴があり、これはがん保険を取り扱っている生命保険会社で共通している事項でした。

がん保険を売りにしているアフラックが、今回画期的ながん保険を発売することで新たな流れが到来することになります。昨今の生命保険業界では、新たな流れを到来させる「オンリーワン商品」が目立つようになってきたように感じます。

今回のアフラックのがん保険や太陽生命の認知症保険など自社しか取り扱っていない独自の強みを売りにする流れは、私たち保険契約を検討する立場にとって考えますと選択肢が増えることに繋がります。また、同業他社もこれらの保険について模範することになり、保険そのものの有効性が全体的に増すと考えられます。

つまり、オンリーワン商品は、結果として世の中全体にとってプラスの要素をもたらしているのです。

今回の新たながん保険の発売がきっかけで、がんにかかったことのある多くの人は、がん保険の必要性を認知していたのにも関わらず、がん保険に加入できないといった悪循環が今後払しょくされることになりますが、これは極めて画期的なことだと私(FP)は考えております。

あくまでも個人の主観ですが、最近のアフラックのがん保険は、他社に比べて弱いと感じていた部分もありましたが、改めてアフラックのがん保険をはじめ同社の動向に着目してみるのもおもしろいかもしれません。

アフラック、
過去にがんを経験された方向け「生きるためのがん保険 寄りそうDays」を発売

 アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社、日本における代表者・社長:山内 裕司)は、過去にがんを経験された方にも加入いただける新しいがん保険<生きるためのがん保険 寄りそうDays>を2016年3月22日から発売します。

 当社は1974年、“がんと闘う方々のお役に立ちたい”との想いのもと日本初のがん保険を販売し、これまで1,491万件にのぼる多くのがん保険のご契約(2015年12月末時点の保有契約件数)をお預かりしています。

 一方で、人口の高齢化が進むにつれ、新たにがんに罹患される方は年間85万人(2011年時点)を超えており、過去にがんを経験された方にも「再発・転移した場合や新たにがんになった場合に備えていただく保障」をお届けする重要性は高まっています。

 そこで、「がんの治療を受けた最後の日から5年以上経過していること」など、所定の条件を満たせば加入いただける“がんを経験された方向けのがん保険”を発売することとしました。

 なお、がんを経験された方が加入できるがん保険の販売は、生命保険業界で当社のみ(*1)です。

<生きるためのがん保険 寄りそうDays>の特長

 ■がんを経験された方でも、以下の条件を満たせば加入可能(*2)
 [1]がんの治療(*3)を受けた最後の日から、5年以上経過していること
 [2]過去5年以内にがんの診断・治療(*3)を受けておらず、また医師から治療(*3)を受けるようすすめられていないこと
 [3]通常のがん保険と同様、健康状態が当社の定める基準内であること

 ■三大治療を保障するなど、現在のがん治療に幅広く対応
 [1]入院・通院の手厚い保障
 [2]三大治療(手術治療・放射線治療・抗がん剤治療)の保障
 [3]先進医療の保障

 ■がん専門相談サービス「プレミアサポート(*4)」も利用可能
 「がん患者専門カウンセラー」が、再発・転移の不安に対する心のケアや合併症・後遺症に関する相談、治療選びのアドバイスなどを訪問面談で提供するサービスをご利用いただけます。また、がん専門医を紹介するサービスの利用も可能です。

 当社は、多くの方々の「生きる」を創る保険会社として、社会における課題の解決と持続的な成長をめざし、社会と共有できる価値の創造(CSV=Creating Shared Value経営)に努めていきます。

 *1:一般社団法人生命保険協会加盟41社において、当社調べ(2016年3月1日時点)
 *2:本商品に加入いただけるのは、過去に「がん(悪性新生物)」を経験された方のみとなります。
 *3:がんの治療には、「入院」「手術」「放射線治療」「抗がん剤治療」「ホルモン療法」「輸血」「幹細胞移植」などを含み、「後遺症」「合併症」に関する治療や「経過観察のための診察・検査」は除きます。
 *4:株式会社法研が提供するサービスであり、当社によるサービスではありません。

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