元保険会社社員の腰掛けブログ

保険会社がウェアラブル貸出しで健康調査

   


損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険が、一部の保険契約者へウェアラブル端末を貸与し、活動データを収集する取組みを開始することになりました。
対象期間は2年間で、モニター募集を開始しています。
活動データは、歩数、歩行距離、燃焼カロリー、運動時間、睡眠、上り階数、心拍数などを収集します。

ウェアラブル端末による活動データと健康診断や人間ドックの結果などをもとに、活動データと持病の因果関係を分析し、今後展開する健康を軸とした革新的な商品やサービスの検討・開発につなげて行こうと言うもので、健康とテクノロジーをつなぐヘルステックの取組みを進めています。

金融とテクノロジーをつなぐフィンテックなども注目されていますし、自動車保険においても運転データ収集などの取組みが話題にもなりました。
健康とテクノロジーをつなぐヘルステックも今後ますます注目されていくのではないかと思います。

収集したデータと病気の因果関係などがわかれば、病気予防につなげていけることも期待されます。
契約者は生活習慣を見直し改善していくことを意識するのではないでしょうか。
これは病気予防につながっていきます。
病気予防対策ができれば、保険会社にとっては保険金の支払い減少も期待されます。
保険金の支払いが減少すれば、契約者にとっては保険料を抑える効果も期待できると思います。

保険会社と契約者双方が、今まで以上に「健康」を考え、取り組んでいくことはとても良いことだと思います。
良い生活習慣が健康に大きな影響があると私は思っています。
高齢化社会を健康が担う役割も大きいとも考えています。
私達ひとりひとりが、健康に対する意識を強く持ち続けることが大切なのではないでしょうか。

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